DOM
DOM(Document Object Model)は、HTMLドキュメントの要素を取得したり、操作したりするための仕組みです。DOMツリーと呼ばれる、階層上のツリー構造でHTMLドキュメントを表現します。
ツリー構造とは、親と子の関係からなる体系のことです。例えばbodyタグの下にh1タグやpタグがあるといったHTMLドキュメントの親子関係をツリー状に表わしたものがDOMツリーです。

DOMツリーの各要素は、ノードと呼ばれています。
仮想DOM
仮想DOMは、ReactなどのJavaScriptライブラリで使われる、DOMの仮想的な表現です。実際のDOMとの差分を比較し、変更箇所のみを実際のDOMに反映することで、DOMへの操作を最小限に抑えることができます。

パッケージマネージャー(npm / yarn)
開発する際、さまざまなパッケージを利用しますが、開発者がそれぞれ自由にパッケージをインストールしてしまうと、バージョンがばらばらになり、同じ環境を再現するのが難しくなります。
そこで現在は、パッケージマネージャーと呼ばれるパッケージの管理、インストール、アップグレードなどを担ってくれるツールを使用することが一般的です。
パッケージマネージャーには、npmやyarnなどがあります。

ECMAScript
ECMAScriptは、JavaScriptの標準仕様のことです。ECMAScriptは、改定される度にバージョンが上がっていて、通称「ES2」や「ES3」と呼ばれています。
大きな改定となったのが「ES2015(ES6)」で、追加された仕様の例として以下があります。
- let, constなどの変数宣言
- アロー関数
- Class構文
- 分割代入
- テンプレートリテラル(テンプレート文字列)
- スプレッド構文
- Promiseなど
モジュールバンドラー
モジュールバンドラーとは、JavaScriptコードを1つのファイルにまとめるツールのことです。モジュールバンドラーは、複数のJavaScriptファイルに分かれているコードを、依存関係を解決して1つのファイルにバンドルすることができます。
現在主流のモジュールバンドラーは、webpackと呼ばれるものです。
トランスパイラ
トランスパイラとは、JavaScriptの記法をブラウザで実行できる形に変換してくれるものです。トランスパイラを使用すると、新しい記法で書かれたJavaScriptを、多くのブラウザで表示可能な古い記法に変換してくれます。ReactのJSXもブラウザで表示できるよう変換してくれます。
現在主流のトランスパイラは、Babelと呼ばれるものです。